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『とにかく、がむしゃらに続けろ!』 ~マンガ家・東村アキコ先生の魅力~

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「好きなマンガ家さんを教えてください」

 

 

 

こう言われたら、あなたは誰をおすすめしてくれますか?

 

 

 わたしは、天才美人マンガ家東村アキコ先生をおすすめします

 

 

そこのあなた、女性マンガ家だからってバカにしないでくださいね?

 

 

日本のサブカルチャー、マンガ界を支えているのは男性マンガ家だけではないのです。

 

 

この記事では、東村アキコ先生の魅力と、おすすめの作品を紹介します。

 

 

 

ぜひ、先生の素晴らしさを あなたにも知っていただきたい…

 

 

 

 

 

東村アキコ先生ってどんな人?

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 誕生日:1975年10月15日

出身地:宮崎県

血液型:O型

 

 

金沢美術工芸大学を卒業後、会社員として働きながらマンガを描き、1999年にデビュー。

お団子でジャージ姿がトレードマーク。息子がひとり。旦那はいない。

 

トーク力にも定評がある(らしい)。ホリエモンと仲良し。

 

最近の話題作は「東京タラレバ娘」。※2017年10月時点

 

 自画像がカワイイ!

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  引用した全ての画像の著作権東村アキコ氏に帰属します。著作権法32条(引用)に則って掲示させていただいております。

 

 

 

東村アキコ先生の魅力

 

とにかく、仕事が速い!

 

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漫画家さんって、いつも締め切りに追われて徹夜の連続でヒーヒー言ってるイメージですよね。

 

東村アキコ先生が連載しているマンガは、1作品じゃないんです。マンガ月刊誌2作品に他の雑誌で2作品くらいかなぁ。※2017年10月時点

 

 

とにかく仕事量が膨大なんです。

 

 

そんな多忙ともいえる、彼女の働く時間を知っていますか?

 

 

 

平日 10:00~19:00

 

 

 

会社員もびっくりなスケジュール。

 

………すごくないですか?平日のみの実働8時間で作業をこなすんですから。

 

ちなみに週末は草野球を楽しんでいるそうです。

 

 

クリエイティブな仕事なのに時間をきっちり決めてやっていくの、出来そうでできませんからね。ほんとすごい。

 

残業が美徳と偉そうに言ってるどこかの会社員の方とは大違いですね( ˘ω˘ )

 

先生のツメの垢を煎じて飲ませてやりたい。

 

 

 

とにかく描く!描く!描く!

 

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東村アキコ先生は、とてつもなく描くスピードが速いんです。

 

20世紀少年』や『YAWARA!』などのヒット作を手がけるマンガ家、浦沢直樹先生が人気漫画家と対談する番組『浦沢直樹の漫勉』。

 

第一回のゲストが東村アキコ先生なんです。

 

 

www.nhk.or.jp

 

 

作業風景を紹介してくれるのですが

 

「これってマンガだよね…?……え……?こんなんなの……?ちょ…すげーーーーーー!!!!」

 

というのが番組を観た感想でした。

 

 

※動画はこちらから観られます

 

movie-s.nhk.or.jp

 

 

 

movie-s.nhk.or.jp

 

 

movie-s.nhk.or.jp

 

 

もちろん先生にもアシスタントさんがいらっしゃるのですが、

アシスタントさんがいる現場でも、一向に筆がすすまないマンガ家さんなんて、きっと星の数ほどいますよね。

 

しかも子どもを育てながら、平日の10:00~19:00の限定された時間で、月に推定100ページを描くなんて私にはできそうにないです(笑)

 

 

締め切りがある限り、描き続けなければいけない世界。

 

この執筆速度をキープしながら描き続けていられるのは、後ほど紹介する作品「かくかくしかじか」に登場する恩師の

 

『描け』

 

というメッセージが彼女を突き動かしているのだと思います。

 

 

 

若者の意見を柔軟に取り入れる

 

プロのマンガ家さんともなれば、自分でストーリーや絵の構成などを考えて、自分の思うとおりに作品を作り上げていくのが基本だと思います。

 

東村アキコ先生は、「わたしがマンガ描いてるんだから!」というようなおごり高ぶった感じではなく

作業中にパッと思いついたアシスタントさんなどのアイデア「それいいね!」と、いとも簡単に作品に取り入れてしまうんです。

 

 

自分の後輩や部下から生まれたアイデアを簡単に受け入れること、できますか?

 

プライドが高ければ高いほど、一人前でもないのに上の立場の人間にモノ言うななんて言っちゃいそうですよね。(よく見る光景…)

 

 

どんな仕事でも同じようなことが言えますが、ごだわりを持って仕事をしていると、必ずと言っていいほどどこかで行き詰まりますよね。

 

 

「人が来てアイデアをもらうほうが絶対いい」

 

 

自分のアイデアだけではなく、人の力を借りるからこそ良い作品が生まれるんでしょうね。

 

自分の仕事に誇りを持ちながら、いいと思ったことは誰の発言であれ取り入れる

すてきです、先生。

 

 

ここからは、わたしがおすすめする東村アキコ先生の作品を3つ紹介します。

 

 

 

必読!おすすめ作品3選!

 

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かくかくしかじか

 

マンガ大賞2015受賞作品。

マンガ家になるまでの道のりを辿った自伝コミック。

 

 

かくかくしかじか 1

東村 アキコ 集英社 2012-07-25
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林明子は、宮崎県の片隅で伸び伸びと育ち、自分は絵の天才だと思い込みながら少女漫画家になることを夢見ていた。

高校生のころ「美術大学に進学し、在学中に漫画家としてデビューする」という計画を立て、高校3年で日高絵画教室の美大進学コースに入る。

しかし、講師であり自らも画家の日高健三に今までの自信と天才との思い込みを粉々に打ち砕かれ、待っていたのは竹刀とアイアンクローのスパルタ指導。

 

そして、厳しくも優しい恩師・日高先生と、調子者のミラクルガール・明子が、ときに反発しながら二人三脚で美大合格を目指す。

 受験、大学生活、就職、仕事……漫画家としての人生に至るまでを描いたドラマチック・メモリーズ。  

 

どうやって「美大に合格したか」、「漫画家になれたか」と、東村はよく若い子に聞かれるが、絵を描くということは、ただ手を動かし「描くこと」、「どれだけ手を動かしたか」が全てだ。

 

日高教室で同じものを何回も何十回も強制的に描かされた。それがよかったと思う。楽しくだけでない押しつけるような、きつい先生に出会うこともだいじだ。

大学で描けなくなったのは、「何を描くか」、「自分の描きたいものは」と考えたからだ。根気のない子や頑張れない子、逃げで描く子は無理だ。絵を描くことに生活で一番集中してないと。

 

しかし、口で言うと偉そうだし、若い子には伝わらないので漫画で表そうとした。

若い子は、ある日何か降りてきて、いつかすっと描けるようになると思っている。それは違って、しんどいが想念の海の中から無理やり、何か掴んで引きずり降ろすしかない。

かくかくしかじか - Wikipedia

 

 

 

日本中の人に読んで欲しいと思うくらいの名作。何回読んでも笑って、感動して泣いてしまいます。

 

自分を奮い立たせてくれる作品のひとつです。

 

 

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わたしは趣味でブログを書いていますが、「書けないかも」と思ったときにこの作品を読み直します。

 

絵を描くことだけじゃなくて、これから挑戦していくこと全てに通じることが、かくかくしかじかに描かれている気がします。

 

かっこ悪い過去をさらけ出し、自分の夢や目標に向かってひたすらにつき進んでいく先生のことが大好きになれますよ。

 

 

 

ママはテンパリスト

 

 先生の出産・育児の経験をもとに描かれたエッセイコミック。

 

キャッチコピーは「すいません、育児ナメてました」

 

 

ママはテンパリスト 1

東村 アキコ 集英社 2008-10-01
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この作品で、東村アキコ先生の知名度が急上昇したと言っても過言ではありません。

 

 

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出産も育児も経験ゼロのわたしでも、腹筋が崩壊するほど笑ってしまうくらい面白いです!

 

育児に悩んだり、子育て経験があるパパさんやママさんに読んで欲しいです。

 

きっと勇気がもらえるはず。

 

とにかく、息子のごっちゃんがカワイイ!!!!

 

 

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子どもを授かれるのなら絶対に男の子が欲しい…(笑)

 

 

 

雪花の虎

 

現在連載中の、初となる歴史コミック。

 

かの有名な戦国武将上杉謙信女性説」を題材に、史実に沿ったエピソードで美しく、そして面白く描かれています。

 

 

雪花の虎 1 (ビッグコミックス) (ビッグコミックススペシャル)

東村 アキコ 小学館 2015-09-11
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戦国時代好きとしては外せないです!

 

この作品を読んで、夢がありすぎてわたしは勝手に上杉謙信は女だったと信じて歴史の調べものをしてます…

 

マンガで細かな歴史が学べるし、面白いし、言うことなしですね。

 

歴史がニガテな方は敬遠しがちな歴史コミックですが

ニガテな読者さんのために「アキコのティータイム」というコーナーを設けて簡単に解説してくれるという優しさも溢れる作品です。

 

 

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まとめ

 

今回は東村アキコ先生について熱く語ってしまいました。

 

彼女の作品に限らず、ゼロからイチを生み出すって簡単なことではない。

 

繰り返しますが、限られた時間の中で質を落とさず仕事をやり遂げることができるって本当に素晴らしい。

 

 

 仕事であろうが、趣味であろうが、ある日突然、糸がプツンと切れたように何もかも手につかなくなる時だってあります。

 

大切なのは、うまくいかない時、結果が出ない時、それでもただひたすらに続けていくことを先生から学びました。

 

 

実はわたし、ブログのプロフィール記事を書き終えたあと、何を書いていいかわからないし何を書きたいかもわからなかったんです。

 

でも、頭の中を整理するために色んなこと書いていると、あれもこれもとネタがどんどん浮かんでくるという不思議な現象を体験しました。

 

 

とにかく「続ける」ことで見えてくるものがあるんですね。

 

先生が仕事が速いのも、描くスピードが速いのも、とにかく描く、がむしゃらに続けることが根底にあるのかもしれません。

 

 

長くなりましたが、東村アキコ先生の魅力が少しでもあなたに伝わったなら、わたしは満足です。

 

おすすめした作品の他にも面白すぎるマンガがたくさんあるので、ぜひ読んでいただければと思います!

 

 

素晴らしい作品を生み出してくれる東村アキコ先生、大好きです!!!!

 

 

 

ちゃお!

 

 引用した全ての画像の著作権東村アキコ氏に帰属します。著作権法32条(引用)に則って掲示させていただいております。

 

 

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